糖尿病内科・代謝内科

糖尿病を学ぶことが健康を学ぶことに。

糖尿病内科・代謝内科

わが国では1980年頃より自家用車の登録台数の増加、食事の欧米化に伴う脂肪摂取量の増加に比例して糖尿病(特に2型糖尿病)の患者数が急速に増加して来ました。
それはすなわち、糖質や脂肪の取り過ぎ、肥満および運動不足などがインスリンの分泌量の低下と作用不足を誘発して2型糖尿病の発症に拍車をかけたと考えられます。

2型糖尿病の怖さは、自覚症状がほとんどなく、治療しないまま放置すると、動脈硬化が進行し、眼底出血による失明、足のしびれを伴う末梢神経障害や足の壊疽、或いは腎不全になり人工透析治療を受けるはめに陥る可能性があることです。
そのような合併症を予防するには、糖尿病の原因や合併症について学ぶことと長期的な根気強い通院治療が欠かせません。
当科では、患者さんが出来るだけ早く良好な血糖のコントロールを達成できるように、電子カルテを利用し、外来受診時に血液検査データとHbA1cの時系列グラフのコピーを患者さんに手渡しています。
また、外来受診時には壊疽の疑いのある患者さんには、糖尿病療養指導士の看護師が壊疽のチェックや治療のために「フットケア」を行い、食事療法は管理栄養士が外来指導を行っています。
さらに薬剤師、リハビリのセラピストやその他の医療スタッフがチームを組んで年に3~4回土曜日の午前中に糖尿病患者さんを対象に健康教室を開催しています。

近年、日本では、肺がん、大腸がん、胃がん、膵臓がん、前立腺がん、乳がんなどの死亡数の増加がみられ、糖尿病患者さんにがんの合併率がより高いことから、「糖尿病はがんの予備軍」とも言われています。
従って当科では、血糖のコントロールのみにとらわれず、検尿や血液検査に加えて、胃・大腸内視鏡検査、腹部エコー、造影CT、胸部CTなどの検査の充実を図り、がんの早期発見に努めています。

なお、当科の診療スタッフは、常勤の糖尿病専門医の他に大分大学医学部附属病院内分泌・代謝・膠原病・腎臓内科学講座の柴田洋孝教授と同局の糖尿病専門医1人が毎週水曜日午前中の診療を担当していますので、診断・治療困難な糖尿病や原因不明の高血圧症などがあれば当院の受付にご相談ください。

担当医と専門分野

豊田 貫雄
専門医等 日本内科学会認定内科医、日本血液学会認定血液専門医・指導医、日本糖尿病学会認定医、日本糖尿病学会専門医、日本糖尿病協会療養指導医、難病指定医
専門分野 内科一般、血液学、糖尿病・代謝疾患、糖尿病患者教育及び療養指導
所属学会 日本糖尿病学会、日本内科学会、日本臨床内科医会、日本血液学会、日本網内系学会

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