より緊密な関係を深める絆―。
医療と地域を結ぶ―。
近年の医療を取り巻く環境の変化によって、医療・福祉機関の連携と適切な役割分担がますます重要視されるようになりました。
このような状況を踏まえ、医療福祉地域連携部は、当院の病床や診療機能を地域の多くの方々に有効に利用していただき、医療・福祉の両面から患者さんのサポートをすることを目的とし開設いたしました。
当室は、地域の医療・福祉機関をはじめ、地域社会との信頼関係を築くことにより、当院が地域の中で急性期医療機関としての役割を担い、患者さんに最適な医療サービスを提供できるよう支援します。
地域の病院・診療所・施設の間でそれぞれの特徴や専門性に沿った形で医療が提供できるよう相談・逆相談の対応を行っています。
具体的には他の医療機関や施設からの紹介、旅行透析、入院、転院などについての窓口となっています。
詳細な内容については「医療関係者の方へ」のページをご確認ください。
病気になり、通院や入院をする必要性が生じたとき、健康なときには考えもしなかったことを不安に感じたり、心配をすることがあります。
そのような時、医療福祉地域連携部では患者さんやご家族からのご相談をお受けしています。
患者さんが抱える問題を一緒に考え、少しでも解決していけるよう、現在、専門の相談員(医療ソーシャルワーカー)3名がお手伝いをさせていただいております。
お伺いしたお話の秘密は必ずお守りします。相談は無料で行っておりますので、まずは、お気軽にお声をおかけください。
1.自宅での生活に関する不安
「介護について悩んでいる」「介護保険制度・高齢者福祉サービスなど、よく耳にするけど利用方法がわからない」「訪問看護を利用したい」「家に手すりなどを付けたい」「ベッドや車椅子・簡易トイレなどの福祉用具を使いたい」「治療食の配達をしてほしい」など
2.退院先に関する不安
「退院後自宅に帰れない」「施設や療養できる病院を探しているが申し込み方法がわからない」「高齢者の施設にはどういう所があるのかわからない」など
3.経済的な不安
「医療費が支払えるか心配がある」「医療費を支払うことで生活費などの心配が出てくる」など
4.療養生活に関する不安
「職場復帰ができるか不安」「療養中の対人関係の悩み」など
5.その他
「制度(高額療養費制度、身体障害者手帳、障害年金、特定疾患制度、生活保護制度など)の利用方法がわからない」「その他何か不安を抱えているが、誰に話したらよいかわからず悩んでいる時」など
医療福祉地域連携部まで直接お越しいただくか、外来受付や病棟看護師等の病院職員にお声をかけてください。相談員がお話を伺いに参ります。
相談内容や相談員の都合上、やむを得ず、当日にお話を伺えない場合もございます。その場合、後日こちらからご連絡いたします。何卒ご了承下さい。
受付時間 8:30~17:30
(土曜日は12:30まで)
※日曜・祝日・年末年始(12月30日~1月3日)はお休みです。
tel.097-578-6687
(連携部直通)
fax.097-543-5235
(連携部直通)