大分記念病院は1980年12月に、志を共にする4人の内科医によって設立されました。
「患者中心のチーム医療」を理念に掲げ、開院以来40余年の試行錯誤の末、地域の皆様に支えられながら、118床の本院の他に、透析専門の「竹田クリニック」および有料老人ホーム「はやの里」とデイサービス「森のコーラス」を併設しました。
当院では、「急性期」(症状が急に現れる時期、病気になり始めの時期)、「回復期」(急性期治療を受け、病状が安定し始めた発症から1~2か月後の時期)、「維持期」(生活期とも呼ばれ、急性期や回復期で獲得した機能やADL(日常生活動作)能力などの維持・向上を目的としたリハビリをする時期)で、つなぎ目のない医療を目指しています。その中で私たちは、患者さんが急性期の辛い症状から回復し、元気に退院できる喜びや、リハビリに取り組むことで、失われた能力を再獲得する感動を共有したいと思っています。病院として病気を治す機能は勿論ですが、患者さんおひとりおひとりの人生をどのように支えるか、つまりは生活を再建したり、社会生活に復帰することができるかを共に考えることも重要であると思います。
一方で難治の病やご高齢故の衰弱などで、残念ながら病床に伏したままお亡くなりになられる患者さんもいらっしゃいます。そのような時には、残されたご家族の心のケアにつとめ、温かく寄り添うことのできる病院でありたいと考えています。
患者さんやご家族が安心してお任せいただくことのできる病院であり続けるように職員と一緒に努力して参ります。
大分記念病院は1980年12月、南大分の羽屋に4人の医師により「患者さん中心のグループ医療」を理念として創立されました。以来40年余にわたり、近隣住人の皆様、開業の先生方、基幹病院の先生方に支えられ、理念の達成を目指すべく日夜診療に取り組んで参りました。
病院の機能では、内科総合病院としての一般内科の初診、再来診療および一次救急への対応を基礎とし、
上記診療科の専門的な診断と治療を特色としております。
今後の展望ですが、40年余に渡る時間の経過で病院の老朽化が進んで参りました。そこで現在、ほど近い場所に新病院建設プロジェクトを進行中です。現代の設計に基づいた、より快適で、かつ皆様のお役に立てる病院を建設すべく邁進中です。
繰り返しになりますが、地域の皆様、開業の先生方、基幹病院の先生方のサポートなしに現在の大分記念病院はあり得ません。今後とも変わらぬご愛顧、ご指導をお願いし、院長挨拶と代えさせていただきます。