年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
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患者数 | - | - | 14 | 12 | 23 | 44 | 116 | 265 | 366 | 153 |
当院では70代以上の患者割合が高く、78.79%となっています。(前年度より約4.5%増加)全体の平均年齢は76.95歳、男性は75.78歳、女性は78.30歳となっています。
当院は高齢者施設を有していること、また透析治療等の継続的な加療が必要な疾患を診療していること、及び地域社会の高齢化が影響しているものと考えられます。
※当院は内科の専門病院であり、中学生未満の患者については診療することができません。
※患者数が10名未満の場合は、-(ハイフン)となっています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
130040xx99x5xx | 多発性骨髄腫,免疫系悪性新生物 手術なし 処置2_5あり | 27 | 33.67 | 20.95 | 0.00% | 81.74 | |
130030xx99x4xx | 非ホジキンリンパ腫 手術なし 処置2_4あり | 13 | 15.38 | 10.66 | 7.69% | 78.92 | |
130030xx99x5xx | 非ホジキンリンパ腫 手術なし 処置2_5あり | 10 | 20.7 | 19.92 | 0.00% | 80.6 | |
- | - | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - |
当院では悪性腫瘍に対する繰り返しの化学療法が必要なものが上位を占めています。
その中でも例年『多発性骨髄腫』と『非ホジキンリンパ腫』という疾患が多いです。
同じ疾患名であっても、治療方法により異なるコードが付与されるため、同じようなものが並ぶ結果となっています。
『非ホジキンリンパ腫』の場合は、リツキシマブ併用の化学療法にG-CSFを使用した症例か否かです。若干ですが、G-CSFを使用しない症例が多いとの結果でした。
全国の平均在院日数と比較すると平均6.07日長くなっています。これは平均年齢が75歳以上と高齢であることが要因と考えられます。
※患者数が10名以下の場合は、-(ハイフン)となっています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 処置2なし | 59 | 29.05 | 20.57 | 6.78% | 86.17 | |
040110xxxxx0xx | 間質性肺炎 処置2なし | 29 | 40.28 | 18.42 | 0.00% | 75.83 | |
- | - | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - |
当院では、高齢者に多い誤嚥性肺炎の他に、間質性肺炎、市中肺炎、気管支喘息や咳喘息、医療/施設関連肺炎、肺がん、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、睡眠時無呼吸症候群、アスベストなどの粉塵に起因する肺疾患など内科的疾患を網羅的に診療しています。
外来通院診療、入院治療、入院及び外来リハビリテーションと病状に応じてシームスレスに対応できる事が特色です。
COVID-19患者の入院も受け入れていますが、集計対象からは除外されるためこちらには反映されていません。
※患者数が10名未満の場合は、-(ハイフン)となっています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 52 | 2.42 | 2.65 | 0.00% | 68.65 | |
060130xx9900xx | 食道,胃,十二指腸,他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 処置1なし 処置2なし | 11 | 4.55 | 7.74 | 0.00% | 72.55 | |
060102xx99xxx | 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし | 10 | 6.8 | 7.7 | 20.00% | 81.6 | |
- | - | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - |
消化管精査のための入院が多く、検査の結果ポリープ切除を行ったというものが最も多くなっています。 当院では切除後の経過観察のため1泊入院をしていただいています。
※患者数が10名未満の場合は、-(ハイフン)となっています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050130xx9900xx | 心不全 手術なし 処置1なし 処置2なし | 37 | 32.89 | 17.35 | 8.11% | 84.65 | |
160650xx99x0xx | コンパートメント症候群 手術なし 処置2なし | 36 | 45.06 | 24.2 | 5.56% | 78.92 | |
110310xx99xxxx | 腎臓または尿路の感染症 手術なし | 23 | 21.22 | 13.14 | 0.00% | 77.7 | |
030400xx99xxxx | 前庭機能障害 手術なし | 19 | 4.68 | 4.92 | 0.00% | 72.47 | |
170020xxxxxx0x | 精神作用物質使用による精神および行動の障害 定義副傷病なし | 15 | 1.27 | 3.95 | 0.00% | 37.67 |
近隣の医療機関と連携をとり、超急性期治療を終了された患者のリハビリテーション目的の入院が多くあります。加齢に伴う骨の脆弱化や筋力低下、機能低下によってひき起こる骨折や廃用症候群(コンパートメント症候群)、心不全等では、リハビリだけでなく在宅等の環境調整を実施することが多くあります。
上位2つを全国の平均在院日数と比較した場合、平均18.2日長い状態です。平均年齢が75歳以上の高齢者であり持病を多く持っていること、環境調整に要する期間が要因と考えられます。
「精神作用物質による精神および行動の障害」とは『急性アルコール中毒』が該当します。患者は10~80歳代と幅広く、20歳代の割合が40.00%と高いです。しかし例年と比較すると全体的に患者数は減少しています。要因としては、前年度に引き続き今年度も新型コロナウィルスの流行で自粛が続いているためと考えられます。
初発 | 再発 | 病期分類基準 (※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
StageⅠ | StageⅡ | StageⅢ | StageⅣ | 不明 | ||||
胃癌 | - | - | - | - | - | - | - | - |
大腸癌 | - | - | - | - | - | - | - | - |
乳癌 | - | - | - | - | - | - | - | - |
肺癌 | - | - | - | - | - | - | - | - |
肝癌 | - | - | - | - | - | - | - | - |
当院では、『早期発見、早期治療』を目指し、検診・診療を行っていますが、検査入院時には診断が付かない場合もあります。またステージが決定し、加療を行った場合も、件数は多くなく表示はできませんでした。
※患者数が10名未満の場合は、-(ハイフン)となっています。
患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | - | - | - |
中等症 | 20 | 26.05 | 80.3 |
重症 | 12 | 21.75 | 82.75 |
超重症 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
肺炎患者数は前年度と比較し15.69%減少していました。2019年度からの新型コロナウイルス流行に伴い、多くの方々が外出や外食の自粛、マスクの着用・手指消毒等の予防対策を行っていたこと等が要因と考えます。
全体の平均年齢は76.98歳と前年度より3.39歳も低くなっていました。例年、中等症が最も多く平均年齢も80.30歳となっています。
※この指標には「誤嚥性肺炎」は含みません。
※患者数が10名未満の場合は、-(ハイフン)となっています。
A-DROPとは、肺炎の重症度をはかるための分類法で年齢、脱水の有無、酸素必要量、意識障害の有無、血圧の5項目より見ています。スコアは図の通りの重症度を表しています。ただし、ショック状態であればスコア5の超重症となります。
発症日 | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
- | 14 | 55.43 | 81.29 | 7.14% |
発症日「3日以内」、「その他」と分類されます。2020年度までは急性期治療後の継続加療入院(発症日「その他」に分類される)患者が多くいましたが、今年度は「3日以内」の患者が57.14%となっていました。
平均年齢81.29歳と高齢の患者が多く、リハビリに要する期間の延長や退院先の調整等が必要となり、入院が長期化する傾向にあります。
手術コード | 手術名 | 患者数 | 平均 | 転院率 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
年齢 | 術前日数 | 術後日数 | ||||
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長経2㎝未満) | 54 | 69.54 | 0.3 | 1.63 | 0.00% |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 13 | 71.69 | 0.85 | 5.46 | 0.00% |
K616-41 | 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) | 12 | 74.42 | 2.42 | 8.25 | 0.00% |
K6121イ | 末梢動静脈瘻増設術(内シャント造設術)(単純) | 11 | 81.73 | 33 | 41.55 | 18.18% |
- | - | - | - | - | - | - |
当院は内科の専門病院であるため、手術は多くありません。
内視鏡を用いて行う、大腸や直腸など下部消化管のポリープおよび早期癌の切除や、消化管からの出血に対して止血術を行っています。
また誤嚥防止や栄養供給のため胃ろう造設術やCVポートの設置を行っています。
今年度は新任医師着任により、人工透析患者の血管手術が施行可能となりました。他院からの紹介も受け入れており、今後さらなる発展が期待されます。
※患者数が10名未満の場合は、-(ハイフン)となっています。
DPCコード(6桁) | DPC名称 | 契機病名 | 症例数 | 請求率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固 | 同一 | - | - |
その他 | - | - | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | - | - |
その他 | - | - | ||
180035 | その他の真菌症 | 同一 | - | - |
その他 | - | - | 180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 20 | 2.01% |
その他 | - | - |
指標6(診療科別主要手術別患者数等)でも記述のとおり、人工透析患者の血管手術が可能となったことにより、【手術・処置等の合併症】に該当する請求が増加しました。
血液疾患や透析等の加療を行っている当院では、感染症等のリスクが高い患者が多いと言えるため、十分な説明と、細心の注意を払い診療を行っています。
※患者数が10名未満の場合は、-(ハイフン)となっています。